by　遠山 峰輝

先日ニュースで「こちら葛飾区亀有公園前派出所」（通称：こち亀）の連載が終了したことを知った。1976年に少年ジャンプで連載を開始して以来40年という月日が経過したそうだ。私は漫画に関してはブラックジャック、釣りキチ三平など、ごく限られたものしか真剣に読んだことはないのだが、「こち亀」はいろいろなところで目にして、ときどき読み面白いと思った記憶がある。「こち亀」は40年間一度も休載がなく、単一の漫画での発行巻数という点ではギネス世界記録を持っているという。作家の秋元治氏はそれにしてもすごい。先日のテレビではインタビューに応じていて。そこで初めてお顔を拝見したが、腰が低い素晴らしい人と思った。こち亀の連載もすごいが、なんと64歳になった今、「こち亀」の次に4つの漫画の同時連載を始めるというのだ。こち亀とは描く主人公の心理もそして絵柄も全く違うという。そのためにいろいろ勉強をしたそうだ。私は今51歳なのだが、ややもすると、「もう51歳だ」と考えてしまうこともある。しかし秋元氏は64歳から新たな挑戦をはじめるという。新年早々、「がんばらなければ！」と思える秋元氏の挑戦を知って嬉しい！