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「頭の良さ」って?

UPDATE

2018.12.28

変なタイトルですみません。今回は医療とは関係のないお話ですが、お付き合い頂けると幸いです。

 

私は一人暮らしなのですが、実家にはトイプードルがいます。

住居の関係上、今ペットを飼うことは出来ないので断念していますが、犬が恋しくなることがあるので、その際にはお店には申し訳ないなと思いつつペットショップへ癒されに行きます。あるとき店員さんに「トイプードルは頭が良いのでかわいいですよねー」と声をかけられたことがあります(そんなにガン見していたのでしょうか…)。

 

そこで「実家の犬は頭が良いのだろうか?いつまでたっても正しく「おすわり」できないのだが・・・」と疑問に思って頭の良い犬ランキングなるものを調べてみました。

すると1位はコリー、2位はプードル、なんと8位にパピヨンなど意外な結果。このランキングは有名なものらしく判断基準は「新しい指示を理解する能力(理解するまでの回数)」「最初の指示で従う確率」で決まっているそうです。ようするに「飼い主目線」ですね。

 

ここで気になったのが「では他の動物はどうやって図るのか?」。

カラスは頭が良いと聞きますが、命令にしたがっているのなんて見たことがありません。鯨にしても同じく。ということで調べてみました。

すると出てくる知能の測定方法はバラバラ。「記憶能力」「空間把握能力」「社会形成能力」「道具を使う能力」「論理的に理解ができる能力(A=BかつB=CのときA=Cと判断する等)」「鏡という存在/鏡に映った自我を理解できる能力」「学習能力」「感覚器官の発達度合いとその情報の処理能力」「同種感でのコミュニケーション能力」などなど…

 

たしかに鳥の方が人間よりも空間把握能力に優れていそうだし、離れた仲間とも会話できる鯨は人間よりもコミュニケーション能力に優れていると言えます。各々単体では評価ができるかもしれないが、総合点を出すのは難しいという結果のようですね。適材適所と言いますか、生き残った者はそれなりに何かに秀でているということでしょうか。

 

結構おもしろかったテーマなので、探している最中にアマゾンにおすすめされた本(「動物の賢さがわかるほど人間は賢いのか」という本)を今度読んでみたいと思います。

(学習能力で言えば、どの動物よりもアマゾンのAIみたいなもののほうが凄いのかも…)

櫻井りえ