社長ブログ

by 遠山 峰輝

BLOG遠山峰輝のつづる日常

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    2021.05.04

  • シンキング・ウオークのすすめ

    ゴールデンウイークももう後半。もう一年以上経つのかあ。コロナ禍、生活習慣が大きく変わった、或いは変えたという人は多くいるだろう。自分もその一人であると思う。「変わってしまったこと」は多くある。夜、仕事が終わって、ちょいちょい飲むことが無くなったしまった。その分、家飲みが増える一方、恒例であった二日酔いはめっきり無くなった(嬉しい限り)。大事なことは自らの意思で「変えたこと」だと思う。自分の中でこの一年で変えたことがある。それは「朝の通勤を可能な限り徒歩にした」こと。

    自分の家は大森駅で会社は二駅隣の品川駅。朝早く起きるのが好きなので(目覚めてしまう)、通常この時期は朝5時に起き、6時15分に家を出て、電車で通勤、会社には6時50分くらいに到着、コーヒーを入れて7時から仕事を開始する(ちなみに帰りは必ず17時前)。ところがコロナ禍、出張がめっきり減り、運動不足にもなるし、気分も晴れないので思い切って歩いて通勤することにした。家から会社までは約6キロ弱、歩くと約1時間10分(何故かいつもぴったり)、消費カロリー約300㎉(と思う)。家を5時45分に出て7時から仕事を開始するようにした。

    これが中々良い。天気が良いと気分も最高であることは言うまでもないが、実は想定してなかったことがあった。それは、「毎日考える時間を1時間取れる」ということ。「考えること」と「健康増進」の一石二鳥というわけである。更にこれに「気分転換」も加わるかもしれない。何を考えるか?もちろん、ゴールデンウイーク何をしようか?今度の釣りはどうしようかというのもあるが、なるべく仕事のこと、特にアイデアが必要なこと、頭を整理することが必要な事、難題などに関してだ。歩きながら考える時間を毎日一時間確保できるということは非常に意味があると思う。いくつかその意義を挙げてみたい。

    まず、どうも机に座ると人間は(自分は?)PCをいじくる癖があり、メールをするなど作業をしてしまい、考えなくなるものである。しかし、シンキングウオークは手にはPCもノートもないから、頭の中で考えることに集中できる。また、逆に、ぼっーと歩くのはできない(僕だけ?)ので、考えることしかやることがない。あ、そういえば、皆、音楽を聴きながら歩いているか?ま、人それぞれ。とにかく、考えるだけの時間を毎日1時間取れることは貴重である。しかも誰にも邪魔されずに。また、朝早く天気もいいので、気分も良く、脳の活性も最高潮なのだと実感している。

    また、自分の場合、最近は、朝歩きながら考え、構想をまとめ、会社に到着後、紙に落とす(PCへ)というようにしているため、歩きながら覚えていられることは、骨格のみで、詳細を切り捨てることができる(細部に捉われないですむ)。まさに、全体構想を練るのに最適である。全体構想ができると細部に入るがその場合には、スマホの録音機能を使う。ちなみに、毎朝一つのテーマを持って歩きながら考えるが、脳の活性が高いためか、一時間もあれば大抵のことは結論が出る、整理できるものである。そもそも、これまで、誰にも邪魔されず、毎日一時間集中して考えるなどという習慣は無かったなあ。

    表計算ソフトで整理して整理する、わかっていることをパワーポイントに落とす、メールをするなど、いわゆる「作業」と異なり、ゼロから考える仕事はとっつきにくく億劫なもので後回しにしてしまいがちである。そんな中、毎朝の「シンキングウオーク」は素晴らしい生活習慣でおすすめである。

    そうそう、自分が歩いている道は実は旧東海道。歴史散策にもなることに最近気が付いた!ちなみに、シンキングウオークの本当の目的はダイエットであった。しかし、・・・・痩せない(涙)

    遠山峰輝

     

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