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AIツールを実際に使って感じた課題

UPDATE

前回のSTAFF EYE’Sでは、AIツールの発達を予想したキャリア構築の必要性について記事を書きましたが、以降AIツールを利用して業務を行う機会が格段に増えました。実際に使用するようになってその便利さに驚きました。私は無料会員なので使いすぎると回答のクオリティが下がり、非常に悲しい限りです。

AIツールを利用するようになって感じた利点と課題についてお話ししようと思います。

 

利点について

情報収集のしやすさ:情報収集のため利用する機会が最も多いです。簡単な質問で必要な情報をピックアップし、根拠資料のURLもあるため適宜自分の目で確認する事ができます。資料の要約もできるため、必要な情報の取捨選択がしやすいです。

追加質問で深掘りしやすい:回答の深掘り部分をAIの自動で提案してくれます。

 

課題について

誤情報の混入リスク:情報の要約を誤り正しくない回答を提示する事があります。そのため回答の精査を自身の目で確認する必要があり、結局作業時間が長くかかる事もあります。

最新情報への追従が不完全な場合がある:また情報収集を行う上で最新の情報を参考すべきであるのに、正確性の低い古い情報から結論を出す事があります。

思考がAI依存になるリスク:一番の課題であると感じます。AIは非常に便利なツールです。ですがそれに依存すると自分で考える力や情報を収集する力が弱くなると感じます。

 

以上です。私はまだAIを十分に活用できているわけではないですが、結論として利点より課題の方が大きく、利用する上でその回答が正しいのか精査する能力が必要だと思います。またAIを利用して作成したアウトプットはそうではないものと比べて価値が落ちると考えます。その理由はAIを利用すればコンサルタント以外でもその答えに到達する可能性があるからです。逆にAIで収集できなかった情報を用いて作成するアウトプットはAIが発達する前よりその価値が高くなっているように感じます。前回のまとめと同じ結末になりますが、これからコンサルタントの価値を生み出すためにはAIを超えるアウトプットを生み出す必要があり、AIの活用もAIならではの価値を活かした物である必要があると思います。

私はまだAI素人なので次のステップとして、AIを活用して簡単に文章を生成し、次回のSTAFF EYE’Sでは上手く文章をまとめられたら良いと考えています。

 

髙橋 奈那