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思い込みは周りにあふれている

UPDATE

2022.09.22

先日、妻と実家への移動途中で、『北陸が州になった時』の【if】の話をしていて、アメリカ合衆国に似た地域分業かなと思い「ワシントンDCに首都が有り、経済はニューヨーク。富山がニューヨークで、金沢がワシントンDCかな。政治と経済の中心を分けると州に移行しやすいと思う。」と例えて言った。

妻に「例え話としていいのかどうかしら?あなたはニューヨーク州の州都って知っているの?」と聞かれ、「州都ってニューヨークシティじゃないの?」と答えると

「あらまぁ知らないのね。そうじゃないかと思っていたわ」と一蹴された。

聞くとオルバニーが州都との事。

これも日本語表記なだけで、音は表しにくいがアルバニー(Albany)に近いと説明を受けた。ニューヨークは島だし、小さいし、州の中ではほんの一部で、隣の州に行ったらニュージャージーくらいのことはボン・ジョヴィが好きなら知っているが、州都は全く知らなかった。

確かに例え話にしては、市なのか県なのか、経済中心地とは何かが定義されていないため、よく物事を知っている人からすれば、何の例え話?という事になりかねない。

思い込みは周りにあふれている・・・。定義することは論理的な思考の第一歩と肝に銘じながら、お恥ずかしい話が役に立てばと思っている。

 

米道利成