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目標達成するための習慣について

UPDATE

2018.11.08

自分の目標を達成するには、目標達成をするための行動をルーティン化して無意識のうちに毎日行えるようにしていくことが重要です。習慣化されたことで、途中で諦めることなく自然と目標達成のための行動が継続して行えるようになっていきます。

1.習慣の仕組み

習慣とは私たちが無意識のうちに繰り返している行動や考え方のことを言います。私たちの意識は、3%の顕在意識と97%の潜在意識で出来ていると言われています。つまり、私たちが「私は今これをしているな」と、自分で意識して行っていることは、ほんのわずかであり、ほとんどのことは、意識することなく「無意識のうちにやっていること」という訳です。

習慣化された考え方や行動にはそれを始めた時期があります。例えば、子供の頃、親から「家に帰って来たら玄関で靴を揃えなさい」と言われたことはないでしょうか。初めのうちは言われて渋々行っていたと思います。しかし、成長とともに玄関から家に入る時には自然と靴を揃えていませんか?継続して実施することで、「玄関で靴を揃えること」が「無意識のうちにやっている」こと、つまり習慣になったのです。

この「無意識のうちにやっていること」が、自分にとって良いことばかりであれば何も問題はありません。しかし、習慣には「良い習慣」と「悪い習慣」があります。

考え方でも、行動でも、良い習慣であれば、続ける価値があります。しかし、悪い習慣を無意識のうちに続けていると、自分にとってマイナスの結果を引き起こしたり、いつも同じ失敗を繰り返す原因となったり、健康を損なうような事態を引き起こしたりもします。

良い習慣を身につけるために始めのうちは、3%の顕在意識を活用して、新しく習慣化したい行動を意識的に取り組みます。継続して実施していると「意識せずとも振る舞える」という状態に至ります。この時に顕在意識から潜在意識へと吸収され、習慣となるのです。

2.目標達成するための行動の習慣化

自分の目標を達成するには、その過程でどのような行動をしていけば目標達成できるかを検討します。

その上でまずは目標達成するまでの間、検討した行動をの日々のルーティン行動とします。初めは行動を実施するには常に意識することが必要になるでしょう。しかし自ら決めた行動を毎日継続して、習慣として無意識に出来るまで日々のルーティン行動とすることで、目標達成するための行動の習慣化を行うことが可能になるのです。

高橋俊一