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コンサルタントに必要なのは、特別なスキルなのか

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皆さんは、コンサルタントに必要なスキルは何だと思いますか?

最近、一次面接の場に立ち会う機会が増え、応募者の方からこの質問を受けることがあります。

一般的に、コンサルタントに求められるスキルとして、「思考力」「分析力」「コミュニケーション能力」「実行支援能力」などが挙げられると思います。

では、これらのスキルは、全くの未経験からコンサルティング会社に入社し、先輩から教えてもらったり、自分で勉強したり、あるいは長く仕事を続けていれば、自然と身につくものなのでしょうか。

 

私は、必ずしもそうではないと思っています。

私がこの会社に入社したのは、約4年前です。前職では医療系の分析業務に携わっていましたが、当時はコンサルティングについての知識があったわけでも、コンサルタントになりたいという強い思いがあったわけでもありませんでした。

入社してみると、考え方も、アウトプットの作り方も、話し方さえも、それまでの仕事とは大きく異なり、入社当時は非常に戸惑い、苦労したことを覚えています。

そんな私が、なぜ何とか4年間この仕事を続けてこられたのでしょう。改めて考えてみると、二つのことが大きかったのではないかと思います。

 

一つ目は、「プライド」です。

コンサルタント、特に弊社はアウトプットを重視する会社です。

クライアントに提供するアウトプットこそが、私たちの仕事の価値そのものだと考えています。どれだけ経験が浅くても、クライアントから見れば、誰が作ったものかは関係ありません。会社の名前を背負って提供する以上、それに見合ったものを作らなければいけません。もちろん、同僚や上司のサポートを受けながら仕事を進めます。それでも、最終的に自分が作ったものをクライアントに届けるということには、大きな責任と緊張感がありました。

 

二つ目は、「責任感」です。

弊社は少人数の会社です。そのため、自分にとって難しい仕事であっても、できませんと投げ出して終わり、というわけにはいきません。クライアントも、私たちに依頼した以上、求めたものが返ってくることを当然期待しています。

どれほど自分の力量を超えていると感じる仕事でも、期日を守り、任された仕事を途中で投げ出さない。

 

振り返ってみると、そうした姿勢を持ち続けてきたことが、今まで仕事を続けてこられた理由の一つだったのだと思います。

もちろん、プライドや責任感は、コンサルタントだけに必要なものではありません。どのような仕事においても、大切なものだと思います。

思考力や分析力、コミュニケーション能力は、確かにコンサルタントにとって重要です。

しかし、その土台にあるのは、自分の仕事に誇りを持ち、責任を持って最後までやり遂げることなのではないでしょうか。

 

約4年間、コンサルタントとして仕事をしてきた私が、今のところたどり着いた答えです。まだまだ若輩者ではありますが、これからコンサルタントを目指す方や、今まさに仕事に悩んでいる方にとって、少しでも参考になれば幸いです。

 

髙橋奈那