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データセンターは自分の家の近くにある時は「迷惑施設」として最近ニュースになっていますが、中に入ったことある人は少ないのではないか。
2000年代初頭では、会社にサーバールームがあり、私も管理していたりもしたのだけれど、大変寒く、薄暗いイメージの部屋だった記憶がある。それぐらいのイメージでその延長線にあるものと思っていたところ、先日、縁があってデータセンターに入ることになった。たぶん東京都でもかなり大きい規模のデータセンターだ。
そこは、住宅地の真ん中にあって、昔は学校や病院など、何かしらの施設があったのではと思うような、まとまった土地に建っていた。中に入る必要のある会社(そもそもの契約者とか工事業者とか)が事前予約をしていないと建物に入れてもらえないのだ。中に入るとさらにセキュリティがあり、詳しくは言えないが、身分証明書の提示から始まって、セキュリティ登録などいろいろクリアしないといけない。
やっとゲートの扉から入るとそこはサーバールームの前室なのだが、吹き抜けの空間で明るくモダンなオープンな空間が広がっていた。そこからさらにセキュリティをクリアしてやっとサーバールーム内に入ると、そこはTVで見たことあるようなラックの並んだ空間。番地を見ながら目的のサーバーラックを探す。これもひと仕事だ。中は何しろ空気ファンの音がすごくて、少し声を大きくして話さないと会話できないくらいの騒音だ。
突発性難聴をなんと左右含めて3度も発症している(かなり珍しいと思います)少し耳の悪い私には長居はできそうもないという環境だった。しかも、冬物のスーツを着ていた季節だったが、それでもまぁまぁ寒い。そりゃサーバーを冷やさなければならないからそうなのだが、カイロが必要かと思ってしまうほどだ。やっと目的のサーバーラックを見つけて作業に入りブレードを引き出したりして作業して、やるべきことをして早々に引き上げた。
施設を出て思ったことは、これぐらい厳しい管理をしないと、情報が止まると困るサービスは扱えないのだろうということ。
確かに近くに住む人にとっては色々あるのだろうが、私たちはそれでもこういう施設がないと生きていけない時代に生きているのだ。AIしかり、クラウドのサービスしかり。今日も何度検索したことだろう。そういえば、家の植栽の木の種類を「レンズ」で聞いてみたりもした。本当にいろいろなことに感謝しながら、さぁまだまだある仕事を頑張って楽しもう。
米道 利成