社長ブログ

by 遠山 峰輝

BLOG遠山峰輝のつづる日常

  • UPDATE

    2023.06.19

  • 10周年

    なんの10周年?本をまじめに読み始めて10年目です。昨日、村上春樹の新刊「街とその不確かな壁」を読み終わりました。特別に10周年って変に思うかもしれませんね。でも私にとってはちょっと感慨深い感じです。思えば子供のころから読書は大嫌いでほとんどしませんでした。これは社会人になっても続き、ノウハウ本なども含め、本を読んで知識を身につけて仕事に活かすということもほとんどしてこなかった。ゼロベースで論理的に考えることは大好きで、その分、もちろんいい面もありましたが、知識系は苦手で、仕事では、常に知識がある人が横にいることが必要で、今も本質的には変わらないかもしれない。ちょっと話は横にずれたのですが、そんな私が、10年前のある日、二子玉川高島屋内の紀伊國屋書店で平積みとなった村上春樹の「色彩を持たない多崎つくると彼の巡礼の年」(2013年4月15日;第一版発行)という本を手に取り何故か購入してしまった。これが読書の旅の開始でした。普段なら気にも留めない平積みとなった小説なのですが、その本の表紙が美しいのと、なんだがめんどくさいタイトル、そして村上春樹?って聞いたことあるぞ!くらいの感じで購入しました。読んでみると、なんかこれまで味わったことのない「気持ちの落ちつき」を感じ、次の村上春樹の本へ(次は何を読んだか忘れた)。こうして読書の旅が始まりました。前述のように、昨日村上春樹の「街とその不確かな壁」を読み終え、「そういえば読書の旅も村上春樹で始まったなあ、あれから10年か!」と思ったわけです。

     

    と、今朝、10年でどのくらい本を読んだかな?と本棚をざっと見ると、80冊程度入るボックスが6個程度ぎっしり埋まっているので400-500冊くらいかな。年間、平均50冊程度、まあまあのペースですね。最初の3年でおそらく300冊くらいだったと記憶しているが、その後はペースダウンということですね。読んだ本は基本的には小説がほとんどで雑多ですね。歴史小説、純文学、ミステリーなど。でも、気に入った作家を見つけると全て読む!をしていたと思います。好きでほぼ全て読んだと思える作家は、山崎豊子、池波正太郎、司馬遼太郎、真山仁、池井戸潤、東野圭吾、百田尚樹、宮部みゆき、・・・・・。ま、左記の一部作家は、全てがどこまでかわからない人も多いのですが。

     

    さて、この10年、読書は自分に何を与えてくれたのかな?とふと思うことがあります。ギター、釣りにつぐ、第三の趣味にはなったのでしょう。自分にとって読書は「癒し」ですかな?基本的に、せっかちな性格なんで、風呂に入っても3分と湯船につかれない、子供のころから「いーち、にー、さーん、・・・」て数えないとダメみたいな。そんな中、なんか没頭できて気持ちが落ちつくのが読書なんでしょう。釣りに似てますね。いや、釣りは真剣勝負だった!これからも読書は続けていきましょう。

    遠山峰輝

     

     

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