社長ブログ

by 遠山 峰輝

BLOG遠山峰輝のつづる日常

  • UPDATE

    2020.01.19

  • 医師の流動化

    高齢者ドライバーの免許返納が増えているという。高齢者が自宅に住んでおり、駐車場を持っていた場合には、この免許返納により駐車場が空く。これを貸し出すビジネスがあるらしい。高齢者は貸出の収入の半分程度を貰える。なるほど!と思いながら、病院のことを考えてしまう。

    患者が減るとベッドは空く、折角購入した医療機器も医者が辞めれば空きがでる。価値を生み出さない固定資産が大量に存在し、更に今後少子高齢化などを背景にこれが加速するのが病院である。ところが病院においては、個々の持つ資産をそれを所有する法人のみが活用できる、或いは、活用しているのが実態だ。これでは非効率は増すばかり。法人という垣根、或いは業態の垣根を超えた資産の活用が進まなければならないであろう。そのために重要な事は医療者の流動化であると思う。

    日本の病院は各病院が医療者を雇用するのが原則である。もちろんアルバイト医者は存在する。各病院に医者が張り付く仕組みであるから、医者が居つく病院や地域が偏在する。病院という垣根を超えて医者を集約化、或いは流動化することができれば、医師の地域偏在は解消に向かう。ドクターX、大門未知子ではないが、サラリーマンの医者ではなく、フリーランスのドクターが大勢を占める世界が求められている。これは医療改革の本丸に相当するくらい重要なことではないかと思う。ちなみに皆が大門未知子のように名医である必要はない。

    遠山峰輝

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