社長ブログ

by 遠山 峰輝

BLOG遠山峰輝のつづる日常

  • UPDATE

    2018.05.12

  • 面倒解消ビジネス@病院

    直近の日経ビジネス(まだ書店では売られてないかな?)で『「面倒くさい」を狙い撃て』という特集を読んだ。消費者にとって面倒と思われることを解消することにターゲットを当てたビジネスがトレンドであるという。中々面白かった。これまで誰でも利用してきた食事の宅配(出前)などはその典型だろう。面倒と思われること、時間のかかることに消費者はプラスでお金を払う。それにしても、特集によれば、葬儀参列のドライブスルーもあるらしい。車で焼香して、喪主はテレビ画面でお礼をするらしい。

    病院は赤字経営のところも多く、病院にサービスを提供して売り上げを上げるのは難しいということをよく聞く。サービスは往々にして無くてはならないものではないため、病院としての利益が低いことを想定するとこの考え方も一理あるだろう。ただ、これまでの私の経験で、病院で明らかにお金になると思えることが二つある。一つのパターンはそのサービスが診療点数に直結する場合である。これは非常に分かりやすい。例えば病棟での医師や看護師をヘルプするための事務職員の配置。これは事務職員の配置に対する加算が認められてからヒットした。それまではほぼ無かったはずだ。もう一つのパターンは医療者の労力削減である。つまり面倒くさいを解消するケースである。医療系の情報システム会社のニッセイ情報テクノロジーが提供する診断書作成ソフトなどは分かりやすい事例かもしれない。患者ががん保険など民間保険に加入しており、病気で治療を受けた場合に、患者による保険請求のために医師が診断書を作成することが必要な場合がある。しかも何枚も同じことを書かねばならない。これは医師にとっては面倒であり、ここを効率化することに焦点を当てたもので、大ヒットとなっていたはずである。病院の現場を見ていると正直面倒なことが多いと思う。効率化の余地がまだまだあるからだ。病院に対してもこの「面倒」に着目したビジネスに大きな可能性を感じる。

    ところで、最近アルコール度数が高いビールやチュウハイがヒットしていることをご存じだろうか。これがヒットする理由は二つある。一つは価格対アルコール摂取量である。ビールは従来アルコール度数が低く、値段の割に酔えない。ビールで酔うためには多く飲まねばならずコストがかかるという点に着目した。二つ目は高アルコール飲料の購入は、時間を買っているということである。だらだら居酒屋などで飲んで酔うよりも短時間で酔いたいニーズへの対応である。これもある意味、面倒解消ビジネスの一つと位置付けることができる。私もかなりの大酒飲みなので、酔うためにはお金と時間がかかる。まだ飲んだことはないのだが、ブログを書いているうちに9%の缶チュウハイを飲んでみたくなったのでここで終わりにしよう!本日のつまみは先週釣ったアジで仕込んだ干物としよう。

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