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著書の紹介

病院経営を科学する(実践編)

待望の第二弾!病院会のロングセラー「病院経営を科学する」の続編。病院経営のさまざまな課題を自ら解決するための実践スキルが身につく!
病院経営を科学する




  • これまでの「知識や経験に基づく経営」に対して問題を提起し、「自ら考えて答えを導くこと」の重要性とその手法を示した前作に 続き、本書では、 読者がこれらの手法を「読んで納得する」レベル から更に一歩進めて、「自ら実践で使える」レベルに達することを 目指します。
  • そのために本書では、問題解決に必要なスキルを全て体系的に 網羅するだけでなく、コンサルタントとして著者自身が答えを導く 思考過程でぶつか る苦悩や試行錯誤、壁をどう乗り越えるかに 重点を置いて解説しました。
  • 本書が、一人でも多くの読者が「読む人」から「やる人」に進化し、病院経営における課題解決にチャレンジするきっかけと なれば幸いです。
  • また、病院を取り巻く周辺産業の方には、本書を通じて病院に 対する理解を深め、病院と共存共栄する関係を築く橋渡しが できることを願って、本書を上梓したいと思います。



大前研一氏推薦!
問題解決型思考の実践スキルを一挙公開!
ビジネスパーソンもぜひ読んでほしい

本書は、ビジネス界で成功の秘訣と注目される「問題解決型思考」を用いて、病院経営の改善法を誰にでも わかるように解説している実践の手引きである。病院管理者や医師はもちろん、病院経営に関心のある企業や ビジネスパーソンにもお薦めしたい。今後、開かれた世界になることが確実である医療界にとって、本書が 提唱する「病院経営を科学する!」は、医療界とビジネス界を結ぶ共通言語となるだろう。

大前研一氏
大前研一

本の詳細

はじめに
医療界とビジネス界はもっとお互いに学びあうことが重要であり、問題解決手法はそのための共通言語として橋渡しの役割を果たすことが出来ると信じています。そのような認識のもと、第一弾の内容を掘り下げ、実践で使えることを目標に、第二弾の出版を企画しました。

プロローグ
経験や勘を頼りに本質を見ずに表面的な答えに走った結果、とんちんかんな施策にてんやわんやしてしまうという、笑うに笑えないミスは、病院経営で陥りがちではないでしょうか。ところが、本書のテーマである問題解決スキルは、実は医者が日頃行っている診療のアプローチに通じるものがあることを明らかにします。

第一章
「問題解決スキルの全体像」 過去10年間に病院間の競争は激しくなり、これまでと同じことをしていては差別化どころか、生き残りそのものが覚束なくなってきています。そのような状況下、医療機関における問題解決スキルの重要性はますます強まっていると言えるでしょう。本章では問題解決スキルの全体像を体系的に俯瞰し、構成要素である6つのスキルについて概説しました。

第二章
「問題解決のプロセス」 経営の問題点の発見から解決策の実行までのプロセスを、頭の良い、問題解決が得意な医師と、企業から赴任したての企画室スタッフ、ご機嫌取りの事務長、そしていつまでもたっても問題解決できない経営会議/院長という役者陣が、笑いありのドラマ仕立てでご案内します。

第三章
「問題解決の思考スキル」 前作ではスキルやツールそのものの説明が中心でしたが、本書ではこれらを実践で使いこなして頂くためのヒントに重点を置きました。論理ツリーなどの事例を数多く挙げるとともに、私たちコンサルタントもそれらを作る過程で、何に悩みどんな試行錯誤を重ねるかというプロセスを目に見えるようにしました。

第四章
「情報収集のスキル」 病院に限らず、「情報がない(だから○○出来ない)。」という言葉をよく耳にします。けれども実際は、情報はあるのだが宝の山を目の前にしながら、それが活用できていないだけの場合が多いのです。本章では、いかに効果・効率的に情報を収集するかに重点をおいて、情報収集のコツを解説し、具体的な情報源、インタビューやアンケートの実施方法など、明日からすぐ使えるノウハウを盛り込みました。

第五章
「分析のスキル」 第四章で集めた情報が、料理の「素材」だとすると、本章の分析のスキルは「調理法」にあたります。「料理の味=素材の良さX調理の腕」とすると、せっかく集めた情報を活かすも殺すも分析の腕次第ということになります。少ない情報から、いかに価値のあるメッセージを引き出し、問題解決に結びつけるのか、分析のコツを解説しました。

第六章
「フレームワークのスキル」 前作でもご紹介したフレームワークのスキルとは、一言で言うと、情報や考え方を目的に沿って整理する方法論で、日常生活の多くの場面で活躍する汎用性の高い技術です。続編では特に、フレームワークの有無で分析結果や議論の進み方がどう変化するか、フレームワークを使いこなすためのコツ、そしてよく使われるフレームワークを取り上げて、実践の場での使いこなしに力点を置いて解説しました 。

第七章
「コミュニケーションのスキル」 日常生活に欠かせないコミュニケーションのスキルは、実はれっきとした問題解決のスキルでもあります。「言いたいことが伝わらない」は多くの場合、「伝える側」の問題なのです。しかも、その人の立場や性格などの固有の問題ではなく、論理構成やチャート化の技術など、学べば必ず身につくスキルです。どうしたら結論に説得力をもたすことができるか、そして相手を動かしアクションにつなげていくことができるかを、ピラミッドストラクチャーという手法を用いて解説しました 。

エピローグ
創業以来8年の間に、弊社が関与させていただいた案件のテーマは大きく変わってきました。その変化を踏まえてこれまでを振り返ると、医療機関と、その周辺を取り巻く金融機関、企業、自治体、製薬・医療機器サプライヤーなどの事業体との間には、深刻な理解不足が存在し、共存共栄の関係構築を難しくしていると感じざるをえません。問題解決手法が、これらプレーヤー間を橋渡しする共通言語として、医療界内外の相互理解の促進に貢献できることを祈って、本書を上梓します。

番外編:コラム
弊社には医師、看護師など医療メンバーも多くいます。医療者から見て、ビジネスの世界はどのように見えるのか、医療をグローバルな視点でみると、海外からは何を学べるのか、問題解決手法は看護師の日常にどう活かされるのかといった視点で、個々人が思いのままを語るコラムを各章の終わりに配しました。コーヒーブレイクのつもりで、弊社メンバーの思いを聞いて頂ければ幸いです。

おわりに
弊社の経営理念は、漫画の「ブラックジャック」と「釣りキチ三平」に集約されると言えましょう。すなわち、真のプロフェッショナルが活躍できる医療界を作ることに全力投球する一方で、良い仕事をするためにも、仕事以外に20%の心の余裕をもつことを目標に据えています。このような経営理念のもとに集まったユニークな社員の求心力として、満足を超える感動を顧客に与えられるようなプロフェッショナルを目標に日々研鑽を重ねています。